相生あおはの書庫

ねこにうもれたい。

【冬の北海道】豪雪旅行記 Part5 (完)

※この記事は オモゐデ漁船アドベントカレンダー2021 16日目の記事です

 

こんにちは。相生あおはです。引き続き、豪雪旅行記となります。

 

~おしながき~

Part1: 仙台を離れ北海道に上陸

Part2: 豪雪でまさかの旅程崩壊

Part3: 秘境駅その1~東六線駅 探訪+α~

Part4: 秘境駅その2~北星駅 探訪+α~

Part5: 災害級の豪雪が過ぎて  ←イマココ

 

まず本記事の目次を載せておきます。お好きなところ(?)からどうぞ。

0. 前回のあらすじ

2つ目の秘境駅、北星駅周辺の壮大な世界に感動した相生あおは。次第に北の大地へ順応した気になるも、髪先の幾度とない凍結や頭痛、雪焼けによる目の痛み、更には加減を知らない雪落としで足の爪が割れてしまう。満身創痍な身体で迎える最終行程や如何に…

 

1. 2/27 昼の旭川をゆっくり散策

3泊していた旭川の宿を後にします。荷物整理は昨晩済ませていた訳ですが、疲れのあまり処理に困っていたものがありました。

f:id:semicolon0103:20211205214217j:plain

私を護ってくれた守護神サッポロクラシック

正直、きれいに洗って神棚に置こうかとかも考えましたが、きれいに洗う気力も、ひしゃげずに持って帰れる自信もなかったのでここでお別れしました。ありがとう。

 

お別れをし、宿を出て私の目に飛び込んできたのは。

f:id:semicolon0103:20211205214415j:plain

排雪運搬車なんて初めて見た

この光景を見ると文字通り「雪はゴミ」と言う気持ちが良く分かります。財政負担が掛かってるわけですから、その分予算の足枷となっているはずです。

私にとってはそれよりもツラいことがありました。それは。

本当に目が焼けるような痛みで苦しかったです。強い光が苦手なのは母の遺伝っぽそうなんですが、それにしても周囲の人が普通の顔して歩いているのが本当に信じられませんでした。遺伝子が違うのかなと思ったくらいです。

照り返しはキツくても画像データにすれば光度が規格化されるのでキツくない。やっぱりこの光景は画になりますよね。

f:id:semicolon0103:20211205214950j:plain

自然に帰りつつある雪だるまたち

f:id:semicolon0103:20211205215036j:plain

旭川駅から延びる歩行者天国 雪面は誰も歩かない

f:id:semicolon0103:20211205215112j:plain

圧雪のある横断歩道はスケートリンク

皆ロードヒーターが効いている積雪ゼロの部分を歩いているから雪道の歩き方に慣れてないんでしょうか。危なっかしい歩き方をしてる方が散見されてヒヤヒヤしてました。その横を赤信号ギリギリで走って駆け抜けるのはなんか面白かったです(?)

 

それではご飯といきましょう。店はもちろん。

以降、旭川に来たときは決まってここで蕎麦を食べるのがルーティーンとなりました。

 

そういえばこの頃に、旅行する前に作ってたVermitationがパッケージとして公開されてました。完全に忘れてた

 

そろそろ札幌に戻りますか。旭川駅の中に向かいます。

f:id:semicolon0103:20211206004535j:plain

旭川駅構内

木を基調とした広々とした構内、ところどころにある美術品。さながら街の美術館。

f:id:semicolon0103:20211206004710j:plain

たまごみたいなモニュメントもある (2日前撮影)

f:id:semicolon0103:20211206090233j:plain

椅子という概念を問うた作品もある なんとこれは改札内 (2日前撮影)

曲げわっぱの加工技術みたいに木が滑らかに曲げられてるところに何か美を感じましたが、作者の意図的には多分そこじゃない気がする。

f:id:semicolon0103:20211206090358j:plain

これは可愛い美術品 (2日前ry)

さて、のんびりしていたら列車の時刻が近づいてきます。改札に入りましょう。

f:id:semicolon0103:20211206004804j:plain

日常が戻った旭川駅

f:id:semicolon0103:20211206090917j:plain

比較用として壊滅の様子 (2日前撮影)

二日前は運休情報を表示していた右のモニタも、今日は嬉しそうにキャンペーン情報を表示しています。改めて見ると札幌行きの特急が普段如何に多いか(留萌行きは途中から分岐するので実質ノーカウント)。大動脈が復活しました。除雪作業員の皆さん、本当にありがとうございます。

帰る列車の向かいには網走行きに稚内行きがこの後来るらしいです。足を滑らせ網走にも行きたい気分でしたが、グッと堪えて札幌行きに乗りました。

また来るぞ道北と言ってますが、あんた6か月後と10か月にまた来てるから安心して。

 

2. 2/27 車内から見えた雪害の爪痕

f:id:semicolon0103:20211206005542j:plain

雪で覆われたホーム (岩見沢駅)

f:id:semicolon0103:20211206005758j:plain

夏場の石狩川 (2021年8月29日撮影)

比較のために8月下旬に行った際に撮った写真も載せます。積雪すると水面の位置が分からないレベルでした。

3日前に何回も乗り換えてたくさん乗継を待って、6時間以上も掛けて移動した札幌-旭川間。今日は乗り換えなしで1時間半で行けてしまいます。本当に日常のありがたみを感じます。

札幌に着くまで何があるか分からないと思っていたので、検索画面は常にこのままでした。でも無事着いて安心して閉じました。

f:id:semicolon0103:20211206010535j:plain

3日前に壊滅していた電光掲示板は賑わいを取り戻していた

f:id:semicolon0103:20211206010436j:plain

3日前に撃沈していたモニタも喜んでいた

本当に日常のありがたみを感じました。

 

3. 2/27 念願の小樽ビールで祝杯

f:id:semicolon0103:20211206011013j:plain

小樽市内にも大通り以外は圧雪のオフセットがあった

f:id:semicolon0103:20211206011046j:plain

ここ後志地方もわりかし寒いらしいですね

f:id:semicolon0103:20211206011130j:plain

混雑を避けようとしたら店は全て閉まってました(完)

お土産の瓶ビールを買って荷物が増え、たくさんご馳走になって酔いまくってしまい、今までの緊張が完全に解けて気が抜けてしまったのもあって、しょーもないところで滑ってスっ転んだのも含めてめっちゃ楽しかったです。ありがとうございました。

 

4. 2/27 フツーに札幌観光しちゃったよ

ボルテをしに一行は札幌へ。今まで秘境を巡っていた私は街の発展度合いに目が回りそうになりました。

ボルテ新筐体、気絶しそうになる中高音域がナーフされてて本当に良かった。旧筐体は意識を失いそうになるレベルで煩いので難聴になりそうです。

秘境駅効果と小樽ビール効果でなんとか天極取れました。この記事が公開されてる時点ではなんとか烈風になれてます。どこでその段位を取ったかというと、この年の夏に行った帯広です。北海道は音ゲー自力を上げる効果でもあるのでしょう。はやく次の雷電将軍になりたい。

 

f:id:semicolon0103:20211206011839j:plain

札幌駅の"取っ手"

旅の〆を大満喫。帰仙はついに明日です。

 

5. 2/28 最終日 昼の小樽と新千歳

おはようございます。身支度を終え旭川駅で買った駅弁を朝食にするという贅の極み。

札幌泊まる時は目の前に北大があるとこに泊まるのが定番になってしまった。この年の夏にも、この記事が公開されてる頃にもお世話になってます。草。実際、周辺の環境やアクセスが便利なのでおすすめです。

チェックアウトの時間から苫小牧出航まで暇です。とりあえず小樽行きますか。札幌駅に向かいましょう。

同じ道内でもここは全然寒くなかった。北海道って広いんだなって思いました。

 

2020年の3月に初めて小樽に行った時は、出雲市から列車を乗り継ぎ2000kmを移動した後というのもあってか雰囲気にすごく感動した小樽駅。だからなんとなく思い入れがあります。

 

しかし市街地を散策していると、小樽の雪の扱いは他の都市に比べ少し下手なのかもしれないなと思いました。

f:id:semicolon0103:20211206012600j:plain

車道環境は最悪 横断歩道も地獄絵図

横断歩道は轍が凄い。私は耐寒防水ブーツを履いてたからいいものの、普通の靴で来たら潰れるでしょう。

f:id:semicolon0103:20211206012800j:plain

泥水の都 小樽(殴)

冬の小樽にオシャレ着で来るのはやめましょう。車道が泥水プールなのに車はお構いなしにぶっ飛ばします。歩道でも人がいないところは泥水のスプラッシュマウンテン状態なので、普通に掛かりそうになって安心して歩けませんでした。

 

目の付け所が肥えたという言い方はよくありませんが、名寄市内とかを散策したノリで小樽市内を散策しても、あまり発見はありませんでした。

ただ、一般観光客として来る分なら非常に魅力的な街だと思います。だってお土産何品目あるの。わざわざ挙げませんがた~っくさんあります。オルゴール館も綺麗らしいです(実は行けてない)。

 

さて列車に戻り新千歳空港で時間を潰しましょう。しかしいまだに片足の指が死ぬほど痛い。

次回は気を付けないと。

札幌の近くに手稲駅があるんですが、絶対誰もが期待するやつ。

ここ小樽から新千歳空港は乗り換えなしで行けます。札幌近郊本当に便利すぎます。如何に昨日までいたところが異世界だったか。

 

指定席発券の権利が残ってたので、座席指定でのんびり座れる席にゆったりと新千歳へ。

この記事が公開された頃の旅は飛行機で行ってます。1時間ちょっとで仙台から着くとか流石に時短効果が良すぎる。フェリーの15倍弱の速さ。ヤバい。

f:id:semicolon0103:20211206013639j:plain

ボルテは座って遊技する文化があるらしい

PASELIチャージ機にパセリの写真が貼ってあるの、本当に大好きなんだよ…

f:id:semicolon0103:20211206013756j:plain

パセリは草 (ダブルミーニング)

新千歳空港、相当大きい施設と聞いていたので楽しみだったんですが、想像以上の規模感に終始ビックリしてました。普通に2時間くらい時間が溶けそう。

 

お土産をいくつか買ったんですが、その中で是非ご紹介したいのがこちら。

f:id:semicolon0103:20211206014208j:plain

白樺樹液ドリンク

こちらも、私が秘境駅に行くきっかけとなった推しYoutuberさんが紹介してらしたものです。仁宇布という、名寄の北東に位置する地域の白樺の樹液をそのまま瓶詰した商品。滑らかな舌触りの水という感じで不思議な感覚を味わえる商品です。

この時は商品棚の隅に控えめに置いてあったんですが、この時私があまりに嬉しそうに買ったせいか、次夏に行った時は冷蔵棚に2列になって堂々と売っていました。嬉しい。

 

北の味覚をしっかりと味わい、フェリー乗り場がある苫小牧に向かいました。

 

来年どころか年内にあと2回渡道してるっつーのあんたは。

 

f:id:semicolon0103:20211206024212j:plain

夕陽に照らされるバス停 辺りの雪の解け始めに春の訪れを感じる

f:id:semicolon0103:20211206024303j:plain

白い恋人ソフトクリーム 想像以上に白い恋人

f:id:semicolon0103:20211206024333j:plain

フェリーへのタラップ 自動ドアがガバっと観音開きするから毎回ビックリする

f:id:semicolon0103:20211206024445j:plain

日没し暗くなりゆく苫小牧港

 

6. 2/28 豪華な客室 まさかのインキー

北海道、素敵な思い出ありがとう。

 

眠かったんですがやっぱり堪能したかったのでいろいろ買い込みました。この国士無双って日本酒は旭川の酒蔵さんで、実際に車窓から見えてました。

 

もう帰宅するのみなので、怪我してたって問題ありません。次回は気を付けよう。

 

そして。

はい。見事に6日前の伏線回収です。ありがとうございました。

 

7. 3/1 帰仙

起きたらもう宮城県沖。食料も持ってないので、ご飯を食べに行きましょう。この時ビュッフェが再開してたか配膳形式だったかはあまり覚えていません。

f:id:semicolon0103:20211206030028j:plain

帰りは折角なので朝食をビュッフェに

ご飯を食べたらば客室に戻ります。軽いふわふわのオフトゥンを満喫し尽くすべく包まりながらモニタをつけます。

海のもくずにゃんこ。

 

お粗末様でした。

 

8. 後日談

実際に行ってきた駅が取り上げられてるのは面白かった。

 

極寒の雪道を歩いた服装、実は対応温度範囲が凄いことを改めて知りました。

 

仙台港のフェリーを使う方は参考にしてみてください。荷物が重かったら要検討だけど。

 

お土産コーナー。

特にゴミ袋や郵便局の風景印は、そんなお金がかからないのに絶対に現地でしか買えないアイテムなので、その旅ならではのいい思い出になると思います。積極的に勧めていきたいです。

 

9. 最後に

お読みいただいた通り、北海道上陸の日から毎日が本当にボリューミーでした。それに今回、期間も6泊7日という史上最長級の旅でもありました。毎日が新しい発見の連続で、旅って素晴らしいなと再認識。旅行商品もいいかもしれませんが、全てを自分で手配し切り開いていく旅って、冒険みたいにワクワクして素敵だと私は思います。

もちろん、体力的に大変だったりと色々なことがありましたが、お世辞抜きで全てが良い思い出になるのも素敵なところだと思います。皆さんも、感染予防を万全にして旅行に出てみてはいかがでしょうか。

 

それでは。

相生あおは