※この記事は オモゐデ漁船アドベントカレンダー2021 16日目の記事です
こんにちは。相生あおはです。引き続き、豪雪旅行記となります。
~おしながき~
Part1: 仙台を離れ北海道に上陸
Part2: 豪雪でまさかの旅程崩壊
Part3: 秘境駅その1~東六線駅 探訪+α~
Part4: 秘境駅その2~北星駅 探訪+α~ ←イマココ
Part5: 災害級の豪雪が過ぎて
まず本記事の目次を載せておきます。お好きなところ(?)からどうぞ。
- 0. 前回のあらすじ
- 1. 2/26 秘境駅に向けて旭川を出発
- 2. 2/26 秘境駅その2 北星駅探訪
- 3. 2/26 名寄市街地散策
- 4. 2/26 稚内タッチダウン
- 5. 2/26 旭川に帰還 念願の幌加内蕎麦を頂く
- 6. 次回予告
0. 前回のあらすじ
1つ目の秘境駅、東六線駅からの雪道を無事に乗り越えた相生あおは。次はフォロワーさんから教えてもらった秘境駅に向かうことに。氏の印象に残ったというそこに広がっていた世界とは…
1. 2/26 秘境駅に向けて旭川を出発
身支度を終え、起床したよツイートをする。猫なので。
よーーし起きた起きた
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
旅先で寝坊したことが一度も無いのは少し誇らしいです。なんなら私のミスによる旅程崩壊も皆無です。でもそのくらいの危機感ありきの旅だと私は思うんです。ましてや人為的ミスによる旅程崩壊をネタにして楽しむのは如何なものなんでしょうか。
今日はまだ日が出る前の出発です。目覚める少し前の街を歩くのは、まるで世界を先取りしているような特別感があって好きです。
早朝の旭川、ロードヒーターから湯気が上がっているのがとても印象的#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/MVsIzB6siy
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
しかしこの時の気温は-13℃。また髪の毛が凍りました。瞬間冷凍じゃないのでタンパク質は変性し放題。寒冷地の美容室はさぞ儲かっていることでしょう。
駅も利用客は私だけでした。もともと早朝という時間帯が好きなのもあり、時計が6時前を指していることに謎の満足感を覚えます。6:03発の稚内行きで二つ目の秘境駅、北星駅を目指します。
誰もおらん〜〜
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
構内の落ち着いた雰囲気とても好き#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/S2iyu7SW8p
依然として札幌方面は全滅です。しかし昨晩に本日中に復旧する旨を聞いていましたので、試しに検索したところ。
は、函館本線さん…!!!!
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
明日は迂回せずに札幌に行ける!!!!#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/a59RQc6aik
女神が微笑みました。安堵のあまり思わず顔がほころびました。こうなれば当初の予定を実行できたのですが。
本当は天塩川温泉にも行きたかったけど、音威子府で1時間くらい待ちが発生する上に来月以降も確定で存続する上、初日と二日目の体力消耗具合に鑑み見送ることにした
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
私の中の安全装置が流石に作動しました。いつか行きたいな。できれば冬に。
安心したところで、早速ホームに向かいましょう。
この透き通る感じ、初めて生で見たけどすごく好み pic.twitter.com/W3emQl0JmK
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
仙台駅もこのくらいオシャレにしてほしいものです。
ここで、昨日からお世話になっている宗谷本線について少し。この路線はここ道央は旭川から最北の都市稚内までを結んでいる路線です。深刻な赤字路線で運転本数が少ないことで有名ですが、旭川から途中の名寄というところまではまぁまぁ走ってます。
しかし今日行く北星駅はそこを超えた魔境にあります。どのくらいかというと日帰りで大都市に行くのが困難なレベル。なので、名寄までとのギャップも楽しんでいこうと思います。
旭川を発つと、車窓は都市部から徐々に郊外へと様子を変えてゆきます。暫くすると昨日同様、白銀の世界が広がります。ただし今日はまだ日の出前。本当に寒そうです。
北海道内陸部の本気は多分この程度じゃないな、ぼく知ってる
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
確かこの辺りに零下40度くらいを記録した場所があったはず pic.twitter.com/eN5nxZjeez
本当に寒そうです。改めて「とんでもないとこ来ちゃったな」と思いました。濡らしたタオルを振り回したら一瞬で凍ったりするのでしょうか。
しばらくすると徐々に通学中っぽい学生たちが乗ってきます。時刻も6時を少し回った辺り。高校時代を思い出し懐かしい気持ちになります。程なくすると東の空が紅く染まってきました。
いい朝 こんな光景を眺めながら高校時代登校したかった#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/7dSN5njDaL
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
本当に素敵な光景でした。銀世界と紅い日差しのコンビは寒と暖の対比が美しい。思わず見とれていました。
更に時間が進み、時刻は7:30。車内は学生でいっぱいになります。今まで横に置いていたリュックを膝の上に移動させます。するとある一人の高校生っぽそうな人が隣に座ってきたんですが、なんとその人はさくらさく古文単語を必死に見てたんですよ。赤シートで隠しながら。
そんなことより近くで古文を必死に勉強してる姿をすごく暖かい気持ちで見守ってる、時期的に受験は来年なのかな、頑張れあと一年だ
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
私も実際に高校時代に使ってました。ただ文系科目は捨ててたのでロクに見てませんでしたがそれでも思い入れがあります。それにしても本当に必死に見ていました。テストシーズンとかなら他の人も見てると思うので、きっと受験生でしょう(勝手な決めつけ)。今日は2月26日。医学部とかを除く多くの大学では二次試験が終わり、高二の代に受験生のバトンを受け渡す日です。勝手に感情移入してしまい、心の中でエールを送っていました。
程なくすると高校生たちは途中の駅で続々と降りてゆきます。気づいたら名寄です。すると車内放送ですごいことを聞きました。
「前より5両は〇〇で切り離し」はたまに聞くけど「後ろの車両全て切り離し」は初めて聞いた なんかシュール
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
名寄までは3両だったんですが、ここからの魔境は1両のみで運転するそうです。「宗谷本線は名寄まででいいよ」といわれる所以が分かってしまいました。
両数も乗客数も身軽になってしまった列車、いや列を成してないから車?、は終着の稚内を目指し進みます。私の目的地、北星駅はもうすぐです。
2. 2/26 秘境駅その2 北星駅探訪
私が降りたそこは、時の流れが感じられないほどの静寂に包まれた異世界でした。
実はこの写真、補正で明るくしています。当日は曇天でしたが、列車から降りた途端の雪の照り返しによるあまりの明るさで、暗い写真になってしまってました。まじで"アルベド"って感じ。光度的にはまるで晴天のように感じました。
1日4往復しか列車が来ない秘境駅、北星駅へ
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月25日
昨日の東六線とは段違いの秘境度で、立ち止まると血流の音が聞こえるくらいの静寂の世界
たまに山の方から聞こえてきたコトコト…という鳴き声の主は一体誰だったのだろう
深い雪に閉ざされた八幡様にお参りし、後にした#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/7UFPJjmNtp
「来て本当に良かった」と降りた瞬間から思いました。マニアの間でも人気らしく、自家用車でいらしてる方が何人か。確かに、この大自然の中に人工物がやってくる様は良い画になりそうです。
さて、折り返しの列車が来るまで30分程。恐らく一生に一回きりのチャンスですので、周辺を思う存分散策しましょう。今回は隣駅まで歩いたら本数が多いなんてことはありません。ここは元から本数が少ない魔境なのです。
コトコト…という鳴き声だけが唯一の音です。音屋的に言うと-20dBくらいでしょうか。私はヤマゲラとシジュウカラしか知らないのでわかりませんでした。
皆さんは駅が目当てらしく、散策してるのは私だけでした。勿体ない。少し離れると本当に物音がせず、さながら天然の防音室です。本当に-infdB。雪の吸音効果って本当にすごいと再認識しました。この季節が秘境感を十二分に引き立ててくれています。これは苦労して冬に来て本当に良かった。
しかし何か妙です。まるで出雲市駅から初めて出た時の様な、身の引き締まる感覚がしました。先を進んでみましょう。昨日、東六線駅に行った時の様な「やっべ~~~www」感は皆無です。
八幡様がいらっしゃいました。猫の野生の勘って恐ろしい。もちろん大自然に囲まれているという要因もあるのでしょうが、辺りはとても神聖な雰囲気が流れているように感じました。境内には到底たどり着けませんが、外からお参りしました。
ホームの上だけはしっかりと除雪が行き届いています。毎日作業された方、本当に、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした。
じっくりと散策。お気に入りの雰囲気で再度来たいと思いましたが、列車ではもう来れません。悔いの無いよう思う存分に味わいました。
もう二度と来れないか…と思うじゃん?実はこの記事の公開日の前日である12月15日に、廃止になってない隣駅から歩いてわざわざ八幡様にお参りに来ちゃったんだなこれが。まさかの再訪。不思議な力ってあるんでしょうか。
程なくすると旭川方面に戻る列車が来ます。その列車で終着の名寄まで向かいました。
3. 2/26 名寄市街地散策
北星駅から名寄駅までは10分程度。少しずつ文明の気配が感じられてきます。
名寄駅へ一旦引き返し
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
雪下ろし作業を見れた
とにかく雪、雪、本当に雪深い
雪深すぎて交差点の見通しが非常に悪く、路駐車を蹴飛ばしたくなるくらい左右の安全確認が取りにくい
市内案内図を見ると小中高に市役所に病院スーパー、衣食住がコンパクトに纏まった印象#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/Ow0zKLxPus
なんとこの雪下ろし、ピンポイントで今日の施行でした。本当にツイている。
降りたホームに時刻表がありました。本数が多い旭川方面と反対の稚内方面を見比べるのにはもってこいでしょう。
旭川方面が多く見えてしまいますがそれは錯覚です。下手な路線バスより本数少ないですよ、しっかりしてください。
名寄でまず地味に感動したのは跨線橋の窓ガラス。霜が張り付いたそれはさながらステンドグラスです。この記事が公開される頃(12月中旬)にも北海道にいるんですが、ステンドグラスは見られませんでした。厳冬期のみなんでしょうか。儚い美しさ、素敵だと思います。
このまま旭川に戻るのは勿体ないと思い、9:56発の稚内行きの特急で稚内に行ってみることに。折角なら最北の街に訪れたかった。それまで市内散策といきましょう。
まず私の目に飛び込んできたのは衝撃的な光景でした。
積雪量が旭川の比じゃありません。大昔の人の開拓者精神には恐れ入った。
現在の気温は零下10度、つまり髪が凍るんですね
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
なんかめちゃくちゃ面白くなってきた
思ったより玄関入口が高くなってる家を見かけないなーと思ってふと目をやるとこれ。除雪しないとこうなるのか…#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/rNx9rfoJHj
今回の旅で3回目の髪先凍結です。傷むので勘弁してほしいけど為す術はない。
少し散策してみると結構栄えているなという印象でした。神奈川生まれの私でも、永住は難しくても数か月なら普通に生活できそうです。
しばらく歩いていると、突然ズカンと頭の左半分を撃ち抜かれたかのような頭痛に襲われました。それは最悪死に至るヒートショックかもしれないということをフォロワーさんから聞いて突然怖くなりました。感覚が麻痺していましたがここは氷点下10℃の世界。下手したら命を落とす環境ということを知りました。前言撤回、私はここに住めないかもしれない。
そろそろ戻らないと列車に間に合わないので、途中通る商店街もじっくりと堪能しながら駅に引き帰します。
駅前のホームセンターの風除室にある売り場にジンギスカン用のプレートと木炭が売ってたのは本当に面白かった。隣にあった交流プラザにも寄ったんですが、入り口にサーキュレータがあって本当に寒かった。
そんなことしていたら列車の時間が近づいてきます。ホームに向かいましょう。
4. 2/26 稚内タッチダウン
別にサンプルリターンしに行ったわけじゃないです。
少し遅れて来た特急に乗り、最北の街、稚内を目指します。目的は「なんとなく」
天塩川、もしかして結氷してなくない? pic.twitter.com/w8IXYEgtfL
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
しばらくすると宗谷本線は日本で4番目に長い天塩川と並走します。
北海道 どこを撮っても 味がある
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
あおは pic.twitter.com/60uGDkKYVQ
晴れてる時の除雪されたホーム、良いですよね。背後にうず高い雪の壁があるのも。実はこの記事が公開された2021年12月16日はここ音威子府に泊まっていました。ワロね。
この駅にも12月16日の朝に行ってきました。その時の記事はいつ書くことになるかな…
度々列車は急ブレーキを掛けたり、警笛を鳴らしたりするんですね。
なんかいたぁ!
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
エゾシカ? pic.twitter.com/V3B3NJXsUr
エゾシカで急停車するかもって車掌さんの放送が入った、冬眠してろ
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
北海道に行き慣れてる方なら絶対通じる「この先 エゾシカなどの野生動物が多数出没する区間を走行いたします」を初めて経験しました。
天塩川と別れると、線路左側を遮る山地は無くなります。
えっまってアレ日本海? pic.twitter.com/5RzHa0liDk
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
ここ豊富駅は2021年の8月下旬に行きました。サロベツ原野をレンタル電動自転車で駆けてきました。その記事もいつ書くことになるかな…てか2021年だけでも3回は渡道してるわ。北の大地が私を呼んでいるのじゃ…
り、利尻富士!!
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
えっなんか今すごい感動してる、こんな北まで来たんだ#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/fXsNGWbg55
人工物ではなく、天然の地形を見たら初めて北海道の地図と現在地が脳内にハッキリと描画されました。最果ての地に来た感動でいっぱいでした。どんな人工物であっても、自然物の感動には敵わないと思いました。
途中、エゾシカで急ブレーキ掛かったりしたものの、無事稚内に到着。
何となく稚内に来た、けど遅延とか色々あって滞在時間は数分、今度はいつ来れるかな…
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
それにしても稚内着く直前辺りのこの光景は本当に綺麗だった
距離的にあそこは礼文島だろうか
これにて宗谷本線の旅は終了、これから旭川に戻りボやりに行きます#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/iRIgoENFdM
すごい所まで来たなぁ
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
日本広いよ#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/7JkyLYNw1N
最北の街に足を下ろせました。稚内にはこの年の夏に3泊してるので、ここに関することは後の記事に回します。
決して今走ってるところは吹雪ではなく寧ろ晴れてるんやけど、それでも新雪が振り積もってるらしくこんな感じで列車が雪を吹き飛ばすプチ吹雪が車内から見える エモい#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/vKG3LktMB1
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
今更なんだけど、黒くうっすら見えてるのはなんかのフェンスか
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
積雪やば pic.twitter.com/j53k283Eo4
それにしても、本当に雪深いです。
特急は、今回行った秘境駅はもちろん、たくさんの無人駅を知らぬうちに通過して行きます。GPSを有効にしたマップと睨めっこするか、車窓を凝視していないとその存在にすら気づけません。また車窓にも、進行方向どっちに出現するかは調べないと分かりません。速達性には代えられませんが、実際に秘境駅に足を下ろした身としては少し寂しい気持ちもありました。
車端部のドア上のテロップに、次駅までの距離が出てくるんですが、「音威子府まで あと20km」という表示が出ても何も驚かなくなってしまいました。順応ってすごいですね。
しかし完全には順応は出来てなかったようです。名寄で襲ってきた頭痛だけでなく、身体の違和感が徐々に出てきます。
この目の疲れ、分かった、雪原から照り返す日光だ
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
景色を見たいのに見ると通常の倍近い負担が掛かるというハリネズミのパラドクス…
本当に目の奥がこの辺りからずっと痛むようになります。やっぱり私は雪国では生活できないかもしれません。
程なくして特急は終着の旭川に到着します。ふと乗ってた列車を撮ったんですがすっごい疲弊したように見えました。それもそのはず、稚内から旭川までは東京から郡山くらいの距離があります。
旭川駅の発車案内表示機にしれっと紛れ込んでる"網走"の存在感
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
ひえーって感じだ pic.twitter.com/FyCp0UQ275
豪雪被害で今朝まで現れなかった"札幌"という文字に安堵する反面、帰りが現実味を帯びて寂しくなる気持ちもあり、複雑でした。
少し秘境駅を巡っただけというのに感覚が変わってしまい、ここ旭川がとんでもない大都会に思えます。仮にこの時の私に自分の地元を見せたらひっくり返るでしょう。
さて、この時の私はキャットフードでもマジで食べられるくらいのハイパー腹ペコにゃんこセカンドシーズン開幕だったので、餌を求めにそのまま旭川駅前のイオンモールに行きました。
5. 2/26 旭川に帰還 念願の幌加内蕎麦を頂く
旭川駅前のイオンモールはなんと駅直結です。そしてその規模は結構な大きさです。かなりの都会に見えます。が、"イオン化傾向"を考えるとここ旭川も田舎という扱いになりますが…
こういう大型商業施設内はチェーン店しかないと思いながらも、この日のご飯は行きの列車内のおにぎりのみだったため、とりあえず何か食べないと倒れそうだったので何も考えずにフードコートへ。
旭川に来てまで仙台の牛タンは食べたくないよねぇ…… pic.twitter.com/Dw2Px08psD
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
手あたり次第に出店するの、牛タンのプレミア感が減るので正直私は好きじゃないです。気を少し落としながら歩いていると、私の目に飛び込んできたものがありました。
決めては幌加内蕎麦の文字だった、食べたかったんだ
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
すごく癖がなく、信州そばみたいな粉っぽさが無く無限にツルッと行ける感覚。いや待ってもしかしたら気の所為かもしれない()
帰仙したら新得そばと食べ比べだ#相生あおは北海道の旅2021 pic.twitter.com/NESMkTpAPw
幌加内蕎麦!私が今回秘境駅に行くきっかけとなった推しYoutuberさんが紹介してらしたのを思い出し、大喜びで入店しました。念願というのもあり、プチ冒険した帰りというのもあり、あと素材が実際に本当に美味しかったのもあり、身に染みる感動でした。
気づいたら時刻は18時前。実はこの日、私の所属する音ゲーサークル"とんえぼ"の定例会がその18時からだったんです。この時はオンラインだったので急いで宿に戻りパソコンを立ち上げます。
メイン機種は北海道です よろしくお願いします
— 相生あおは@BOFと新曲 (@semicolon0103) 2021年2月26日
自己紹介サークルとんえぼ。無事間に合いましたとさ。
6. 次回予告
2つ目の秘境駅、北星駅周辺の壮大な世界に感動した相生あおは。次第に北の大地へ順応した気になるも、髪先の幾度とない凍結や頭痛、雪焼けによる目の痛み、更には加減を知らない雪落としで足の爪が割れてしまう。満身創痍な身体で迎える最終行程や如何に!