続・旅行記です
~おしながき~
Part1: 2021/12/13 北の大地へひとっ飛び
Part2: 2021/12/14 こいつ稚内に何しに行ったん
Part3: 2021/12/15 北星八幡神社へ
Part3.5: 2021/12/15 音威子府駅前のゲストハウス IKEREさんにて
Part4: 2021/12/16 物置駅舎 糠南駅へ
Part5: 2021/12/17 帰仙 ←イマココ
本記事の目次はこちら。
1. 2021/12/17 帰仙
昨日旭川で買った駅弁を。確かこれが私が北海道で最初に買った駅弁と同じものです。
内地民に「北海道の大きさを甘く見るな」という無言の圧力図。これすき
私は旅の最終日に新千歳空港に行くので、毎回旅程を振り返りながらこの図を眺めるのが、物語の〆みたいな感じで凄く好きです。
この時はまだコロナ禍扱いだったそうで未だに国際線は全滅でした。この前行った時はある程度復活してました。
そういえば何故か久しぶりにTwitterでバズりました。世の中の人間のツボがよく分からないです
0123-45-6789という嘘みたいな電話番号、実は存在して、なんと新千歳空港のお土産屋さんとのことでそこに行ってきた
— 相生あおは (@semicolon0103) 2021年12月17日
噂によるとイタズラ電話が多すぎてケーブル抜いてるんだとか pic.twitter.com/GrlgcWDJ3n
いつも弟子屈ラーメン一択の私。だた、分かる人には伝わると思いますが、いつも長蛇の列を成してる某店が流石に気になって来てます。両方食べるとなるとフードファイト確定なので悩ましいです。
今回は飛行機で来てます。空港ラウンジが無料で使えたので入りました。
注意書きを探しまくりましたが無かったので本当に無料だそうです。内地民としては想像つかないサービス。人口密集地で飲める味とは思えないくらいホントに美味しかったです。
その後の釧路行きに乗って現実逃避したかったです
高高度地点でしか見えない、暗い空。登山してる友人が見せてくれた深い青の空を思い出します。まだ自分が知らない場所や景色があるということを認識する瞬間、凄くロマンを感じてワクワクします。死ぬその時まで様々なところを流浪していたいです。
有名な福浦島とその赤い橋が見えました。
2. ようこそ現実
飛行機だと90分程度で仙台に着きます。本当にあっさりした最後でした。陸と海しか知らなかったので実感が湧きませんでした。
今回解放した飛行機という手段は、本当に日本地図が歪んで距離感覚が破壊されるので教育上よくないです。でも、初日に上空から見えた下北半島は当然ですけど地図通りの形をしていて本当に感動しましたし、地理学習の補助教材として大変優秀だと思います(手のひらクルー)。旅情とかそういうこと考えると難しくなるので考えないことにします。とりあえず修論のいい気分転換にはなりましたね。
3. 振り返って
今回の旅は100%気分転換のつもりであり、この時行かないと二度と行けなくなる秘境駅の探訪も無かったわけですから、あっても無くてもいい旅行になるはずでした。
が、ゲストハウスの方と語り合って得た、「好きなことを楽しんでこその人生」という価値観は今の私に大きく影響を与えており、今から思うと人生のターニングポイントと言える旅になってました。
ただ生命活動をし、ただ基本的な社会的活動をしているだけって本当に生きている意味が無いんですよ。生き甲斐があってこその人生とはよく言ったものですし、生き甲斐を追ってる時の気分って最高じゃないですか。生を実感するじゃないですか。
生き甲斐を追って何かをしている時のハイ状態、間違いなくアドレナリンが出てます。生き甲斐というヒトがただ定義しただけの概念にホルモン放出という生体反応がリンクしているところに、生命の神秘を私は感じます。
もちろん休息休養は大事で、心身ともに健康で元気であることが第一前提です。スタートとして心身ともに元気じゃないと何もできませんし、元気でも一生懸命に生き急いだ結果身体を壊しては本末転倒です。そこが非常に難しいところで、何事も出力70%くらいが多分ベストなんでしょう。夢を追い求めて必死に働き命を落とした方の話をたまに聞きます。ご本人としては道半ばでの絶命という最悪な結果のはずですが、私はそういう絶命の仕方って最も文化的でいいなって思います。私はそういう死に方がしたい。
……と作曲を追い求めすぎて蕁麻疹と不眠と胃痛を発症して自転車操業生活を送りながらこれを書いてます。70%というのも常に70%というのが大事であり、100%と0%を交互に繰り返すPWM制御的な70%は多分身体が追い付かない気がしました。
抗アレルギー薬や快眠グッズ・アロマでゴリ押してPWM制御を続けたいんですが、身体への負担量を考えると一考の余地がある気がしてます。家にある教科書では人体のハックに限界があるので、医学の道に行きたかったなぁという気持ちです。医者にならない医学部みたいなのないんですかね?
脱線してきたので〆ます。ちなみに今回の旅行の翌月にはこれ↓があり
semicolon0103.hatenablog.com
そのちょっと後に大事件↓があり
semicolon0103.hatenablog.com
自作のプログラムを添えて258ページの修論を提出して余裕綽々の卒業。
学部4年時に見た地獄からはとても想像できない、胸を張って充実したと言える最高の大学院生活でした。
(完)