こんにちは 相生あおはです
本記事は卒業旅行記 (セカンドシーズン)の実質続編に当たります。
本記事の目次はこちら。
0. あらすじ
地震と卒業旅行に何の関係があるか分からない方が大半だと思うのでざっくりあらすじを。
元々は、2022/02/25～2022/03/05に卒業旅行北海道編に行った我々でしたが、
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「まだ社会人になりたくな～い！」みたいなことを言った結果、卒業旅行同行者の友人が花巻温泉に行く旅程を立ててくれました。
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しかし旅先で地震に遭い、新幹線も在来線も止まりました。しかし幸運なことに高速バスにギリギリ乗れて、当日中に無事仙台に帰れたのでした。
本記事では、地震の被害とその復旧の過程を、私が把握した範囲でお伝えします。
今回扱う地震はこちらです。
typhoon.yahoo.co.jp
1. 自宅の被害
卒業旅行セカンドシーズンから帰宅した私は、まず自宅の被害を心配します。2021年の地震では高所に置いていたリモコンが飛んだだけでした。ただ今回(2022年)の地震は2021年の地震のマグニチュードより0.2大きいです。つまりエネルギーは倍です。嫌な予感がします。
写真は載せませんが、自室は足の踏み場がありませんでした。
ただ、固定していなかった飾りケースが落下して派手にひびが入った以外の物損は一切なく、ガラス類や陶器の食器類も無事でした。
さらに、転倒防止プレートを挟んだ本棚は無事だった上に、本が飛散することもありませんでした。背の高い家具は全て転倒防止ポールを咬ませていましたため無傷でした。
とはいえこの悲惨な飛散状況ですから(おもしろーい)、地震当時に自室にいたら、流石の私でもさぞ怖かったことでしょう。物がほとんどない旅先の客室で地震に遭ったのは不幸中の幸いに思います。
特に、卒業旅行北海道編で、流氷ガラス館で買ったクリオネの置物や、私が新得に行く度に買っている新得焼のぶたさんの置物たちが無傷だったのは本当に幸運でした。棚の上に置いてあったのに、配置がズレた程度でした。改めて転倒防止プレートの偉大さを認識しました。皆さんも是非。
2. 自宅外の被害
自宅は良かったんですが、翌日以降外出すると、去年の地震以上の被害があることを知ります。
こう見ると、異なる構造物間に挟まっている部位って損壊しやすい印象を受けます。それはそう
東日本大震災の数年後に仙台に越した私としては、今まで見た地震被害の中で一番大変だったように思いました。
なお、波打った地下鉄駅の床は地震発生から一ヵ月くらいで補修が完了しました。私の観測範囲ですので、もっと早かったのかもしれません。
3. 東北新幹線の復旧まで
さて仙台市民として一番と言ってもいいくらい気になっていたのは東北新幹線の復旧です。
偶然写真をよく撮っていたので、発車標の様子をお届けします。
私、4/24に東京に行く用事があるのでした。M3参加です。ですので、速度が落ちてもいいから復旧してくれることを本気で祈っていました。無事14日に再開してくれて、本当に感謝の限りでした。
仙台-東京ですと、はやぶさで通常より30分多くかかっていました。ですので、打ち上げを早く切り上げる必要がありました。でも参加できるようになっただけ本当に有難かったです。
おかげ様で秋のM3は通常ダイヤで参加することが出来ました。
当時のことが詳しく気になった方もいらっしゃると思うので、運輸安全委員会資料(リンク先PDF注意)のリンクも載せます。
4. 終わりに
日本が地震大国であることを改めて実感した出来事でした。ほんと数分の出来事で数か月間爪痕が残るわけですから、人類はどう頑張っても自然の力には敵いません。
とはいえ負けっぱなしでもなく、例えば新幹線だと今回の地震で脱線しても死者は出ず、本震到達前に完全停止出来たというのは本当に凄いことだと思いますし、あれだけの被害からわずか2か月で完全復旧出来たのを思うと人類の叡智を誇らしく思う気持ちです。
人類そのものが嫌いな私ですが、知恵を振り絞って立ち向かう儚さ、助け合う姿に美しさを覚えます。私自身も次どのような災害が発生しても、正常性バイアスをやめて冷静に正しく対処できるようになりたいものです。
2021年と2022年に大きめの地震が頻発したものですから、2023年も同様になるだろうと覚悟をしていたんですが、あれ以降2025年となった今でも仙台周辺で大きめの地震は起こっていません。
今すぐヤバいとかそういうことではないんですが、また同じくらいのが遠くない将来起こるんだろうなあと思いながら自宅の地震対策を追加でちまちま続ける今日この頃です。
それでは
