相生あおはの書庫

ねこにうもれたい。

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はてなブログのお題機能を使ってみようの回(夏休みの宿題)

こんにちは 相生あおはです
文字を書きたくなったので久々にやります

~~もくじ~~

今週のお題「夏休みの宿題」

世間では夏休みなんですね。大学の夏休みは8月頭からでしたので、7月いっぱいまで休み気分がありません。
高校生だった時の記憶がもう遠い過去です。

ある時までは最後に片付ける派だった

小学校の時は夏休みの最後の方に一気に片付けてました。というのも、夏休みだらけていた訳ではなく中学受験塾の課題の処理が最優先かつ多量だったからです。
夏季講習、日曜特訓、小5からは徐々に過去問となると、優先度の低い小学校の宿題は自然と後回しです。これは中学受験経験者あるあるな気がします。

して、中学に入ると想像を絶する程暇な夏休みがやってきました。もう私は中学受験で燃え尽きて入学と同時に理科科目以外軒並み落ちこぼれでした。なので宿題も興味が湧かないわけで後回し。
ただ、後回してたのも中学一年生が最後だった記憶があります

中二を境に爆速で処理するように

きっかけは理科科目の宿題

面白い宿題ってのがあったんです。理科科目の宿題です。内容は詳しく覚えてませんが何かの調べモノ学習と、ミョウバンの結晶づくりというド定番のもの。
中学受験をきっかけにドハマりした理科科目に、落ちこぼれた中学一年生時代は本当に救われていたので、折角なら夏休みの宿題でも極めてやろうと思いました

ただし宿題は理科科目以外にもあります。邪魔じゃないですか?なので夏休み開始から一週間以内で無駄に徹夜しまくって爆速で終わらせました。クリアランス確保です。ちなみに親には大層不思議な顔をされました。
ただそうなれば、もう残りの夏休みを理科科目宿題に全て注ぎ込めるじゃないですか。これ閃いた時は本当に「天才かも!!!!」って思ってました。

中二夏休みの思い出

2週間強だった気がします。ミョウバンの結晶づくりは、大きいものは作れはしなかったものの条件検討とか色々出来るだけやったりして面白かった。種結晶を結ぶ方法も、紐で結ぶのではなく銅針金を融かして固定する方がいいと知り、実家のコンロで銅針金を融かして緑色の火花を散らしてこっそり遊んだり。
ただ実はバレてて、大学進学時の一人暮らし時にコンロは禁じられてIHの刑となりました(以降今に至るまでIHが気に入ってます)(すっかり火が怖くなった)。

調べモノ理科科目宿題は余計なことまで調べ上げて考察しまくって、ホチキス止め出来ないから穴あけ紐通し。周りの友達の数十倍の枚数で提出して騒ぎになったのはいい思い出です。そして何故か学園祭では学年活動報告ブースで呪物として展示されたんでした、うわ~~懐かしくなってきました。

夏休みの思い出 おまけ

中学三年以降はあまり理科科目宿題のイメージは残ってないんですが、宿題をほぼ初日で全部処理して夏休みを謳歌していたのは確か。夏休み入って一週間くらいで友達と遊んだ時、これを明かすと最初はビックリされたんですが高校に入ってからは「いつもの」って感じになりました。
さらに言うと、あと数日で新学期という日に集まって宿題を終わらせる会に冷やかしで顔を出して、全く宿題関係ない化学の参考書を読みながら半分煽ってたのを思い出しました。手伝うわけにもいきませんからね。
そんな感じを高校卒業まで続けてたので、"""夏休み最終日"""という世間一般の感覚を殆ど忘れました。

ちょっとオチに困ったのでちょっと話を膨らませます。

実は家で何も捗ってなかった

宿題の適当な処理は徹夜コーヒーテンションで良いとして、定期試験勉強みたいなちゃんと集中したいものはそうは行きませんでした。家はあくまで遊ぶ場所であり寝る場所であり、大学受験勉強も結局家ではほとんどやってません。やっぱり捗るのは塾の自習スペースかスタバか朝ホームルーム前の教室です。
友達とスタバに開店凸し、スタバラテトールサイズノンアイスエクストラミルク2杯だけで閉店までほぼ会話せず課題を解くとかやってました。単価が安すぎる最悪な客だったと思います本当に…凄いことに嫌な顔一切しないどころか、展示期間が一定値を超えて破棄対象となったと思しきケーキを切り分けて笑顔で提供してくれて、勉強頑張ってくださいって言われて、いや…すご……みたいな思い出が幾度となくあります。
別に勉強できるからいいじゃんとなりますが、そうは行かないのが大学院入試でした

院試をきっかけに家を作業場所に

最初こそ、みんなと同じように図書館に行こうとしました。最初は同調圧力に負けました。が、印刷した過去問の束と講義資料、教科書を全部持って行くと冗談抜きでキャリーケースくらいの紙を持ち運ぶことになることに気づきました。「何とか家で出来た方が絶対に効率いいのでは」となり、大学院入試勉強からは家で作業するように訓練しました

最初こそは慣れませんでした。それもそうで、堕落モードと作業モードのスイッチ切り替え方法が無いのです。外出したりスタバに行くなりすると、その行為が切り替えスイッチとして機能します。また人の目があるので堕落できないというのも寄与してきます。

ただ、これを試したのが大学院入試というのが超ラッキーでした。だって扱ってる内容はどれも私が好きな内容です。勉強と捉えず趣味の資料漁りと演習と捉えた瞬間私は目覚めた気がしました
結果として大学院入試勉強で、家の外で作業したのは一回だけでした。それでちゃんと受かったし、倍率高い研究室に残れたし。家でも作業できることに気づけた、個人的大きな進歩でした

リモートワーク適正も多分ここで身に着いた

私が大学院入試勉強をしていた頃はリモートワークなんて言葉も無かったと思います。その時に、スイッチ無しにシームレスに作業モードに入れる体質に出来たのが間違いなく今活きてる気がします。

リモートワークの記事を見ると、スイッチが切り替わらないというのを本当によく見ます。堕落するというのも見ますね。凄い解決方法として仕事部屋を設けるというものがあるそうですが、それを出来る人は何パーセントなんでしょうか。

私かれこれ2年位リモートワークしてますが、実は休憩時(昼休憩以外に加え、休憩と宣言した時間含む)以外に集中力が切れたことが無いんです。じゃあどういうレイアウトかというと目の前にはMIDIキーボード、すぐ横には電子ピアノとベッド、棚には教科書がずらりと、もう煩悩だらけのレイアウトになってます。
作業内容をアップする時とかの待ち時間では、(音源に繋がってないので)音が鳴らないMIDIキーボードで軽く指を動かすことはありますが、昼休憩以外でベッドで横になったことが冬季ですらありません。これをいろんな人に言うと不思議がられるのでちょっと私のモード切替を自分なりに分析してみますか、折角の機会です。

一応スイッチに相当するものはある

自分の挙動を見返すと、本当に寝起き直ぐチャット上の昨日メモを見て作業を普通に開始することも稀にあります。顔を洗う前にまずログを見るみたいな。この場合はいつ切り替えてるんだって一瞬思います。

が、これ実はいつもの作業環境ではあるものの、モニタと周辺機器の接続を社用PCに切り替えているんです(セキュリティ上私物PCでの作業は非推奨とされてる)。モニタに表示される内容は普段と違うわけですから、これで切り換えにはなってる気がしますね
ですので、家にいると集中できないと言った意見が私にはどうもわからないわけです。だってモニタしか見てないじゃん、変えるのモニタ内部だけでよくない?みたいな。
だから仮にこれ、私物PCで業務していいよって言われたらちょっと怪しい気がします。

でも大学院入試勉強の時みたいに好きな内容丸被りとかできれば出来る気がしますね。例えばまだ仕事ではありませんが、創作関係の作業もそのノリで上手くできています。

困ったオチ

話を膨らませましたが、結局オチには困り続けたまま来てしまった。

ふとここで、お題エリアを見てみます。

コツコツタイプを如何にも想定していない

これ、運営さんの「コツコツタイプ、どんくらいおった?w」みたいな軽い煽りみたいなのを感じます。もしくは、「コツコツやって、それが今後の人生で大事だから習慣づけして行こうね」みたいな記事を想定しているんでしょうか。

実際、私みたいにほぼ初日で全部終わらせて残りの時間を好き勝手使っていた人は、なんと私の周りにいません。ラストに詰め込むかコツコツ派しか観測出来てません。こういう変なところで少数派になろうとするのが私の癖であり謎の強みなのかも。

こういう宿題とか勉強の話になると「どこでしてた?」という疑問をよく投げかけるんです。するとこれも、公民館とか図書館とかって返って来る。
「勉強会してた!」ってなると、どんな勉強会?となり、「教え合う数分以外は一切話しないで数時間ぶっ続け」みたいなことを言うと変な顔をされます。「空腹にならないの?」と言われると「空腹状態の方が捗るから絶食よ」って返し、更に変な顔をされたり。まったくキラキラではありません。さながら戦場

…なるほど、今書いてて気づきました。勉強に限らず作業を戦と捉えていたのかもしれません。それは多分今もだと思います。たしかに可処分時間ベースで考えれば、無為に時間を過ごすなんてもったいない。

怠惰な猫になっている場合ではありません

この画像、多分当ブログで使うの二回目です。
もちろんアタラクシアみたいな無となるのも大事ですけど、そうじゃない堕落って無駄な気がするんですよね(これは友達との飲み等の心の栄養補給行為は含みません)。


一日は24時間で、例えば次のケースを考えるとします。
9時間は寝たい。8時間は業務で1時間は昼休憩なので9時間が実質的に業務に吸われる。すると残るは6時間。食事や家事、入浴時間を引くと、一日の可処分時間って実は3,4時間程度しか残されてません
信じられないことに、残業時間と通勤時間がここからさらに引かれます。こう考えると、スイッチの切り替えが出来ずに中途半端モードをズルズルと続けることが如何に無駄かが分かると思います。私がシュっと作業出来るのはこれの意識もあるからなのかもしれません。

なんか宿題からリモートワークの切り替えの話に盛大にずれました。ただ効率的にタスクを処理するって観点では多分通ずるものがあるな~って書いてて思いました。
いるか分かりませんが、これを見てる、夏休みの宿題という概念がある方々、どういう終わらせ方をするかは自由ですが無駄に時間を使うようなことだけはしない方がいい気がします。学生時代を謳歌しよう。



それでは