こんにちは。相生あおはです。
連続6日目は行けそうだったので何とか続けてみます。
~~もくじ~~
じゃがりこってなんだ
じゃがりこってなんであんなに美味しいんだって日本人なら一度は思ったことがあるはず。まずは正体を明らかにしてから考えていきたいです。
じゃがりこのパッケージを見ると、名称「スナック菓子」とあります。米菓でも焼き菓子でもポテトチップスでもないみたいです。う~~ん…
食感はさておき、食べた時の味はポテトチップスに近い気がするので、ここではじゃがりこをポテトチップスの近縁種ということに勝手にしようと思います。
ただ私はポテトチップスは実はあまり好きではないですが、とりあえずポテトチップスが美味しいということとして、まずはポテチの美味しさを言語化しておこうかと。
ポテトチップスの美味しさ
脂質と糖と塩分。以上。…で終わらすのはつまらないので、何故その組み合わせを美味しいと感じるかということを考えていきます。
まず糖と塩分は味覚的に美味しいと感じる部類なので、美味しいのは自明です。味覚の5要素は甘味、塩味、酸味、苦味、旨味であり、糖と塩分はこのうちの甘味と塩味に該当します。
ここで味覚についてなんですが、酸味と苦みはスパイス的な要素であり、強すぎてもイマイチです。すえた食べ物や毒があるものって酸っぱかったり苦いので、これが強すぎると人間は体に害があると判定して本能的に拒絶します。
ですので、無条件で美味しいと感じる3つの味覚のうち2つがドカンと含まれてるから美味しい、と言えるんじゃないでしょうか?
上記は間違ってるかもしれませんが、とりあえず次は脂質を美味しく感じる理由を考えます。
脂質を何故美味しく感じるか
私の中にある二つの柱を示します。
- 本能的に脂質を欲している
- 脂質を感じる味蕾が存在している説がある
一つ目は、まだ人間が野生動物だった名残です。今と違って昔はカロリーオーバーということはあまり起こり得ず、なるだけ限りある食糧で食い繋いでいました。その根拠に、血糖値を上げるホルモンは多種あるのに下げるホルモンはインスリンしか存在しないことが挙げられます。
そのため、質量当たりのエネルギーが多い食品を好むということは想像に易いです。そしてこれは有名な話ですが、そんな食品は油です。我々が脂質を欲する、美味しいと感じるのは本能というわけです。
二つ目は生物的な話になりますが、確か脂質を第六の味として感じる味蕾があるという研究結果が出てた気がします。こんな記事書くなら一次ソース持ってくるべきですが探すの面倒なので、説がある程度に留めさせてください。が、ググると結構面白い研究結果出てくるんで多分本当でしょう。
じゃがりこの更なる要素
今までの議論では、ポテチとじゃがりこは同レベルで美味しいということになります。ですが、私はポテチはあまり好きでなくじゃがりこは大好物です。この違いは何でしょうか。
そこで、じゃがりこをよく見てみたいと思います。よく見たら人参とかいろんな野菜が入っていませんか?材料名の所にも実際、乾燥ニンジンとパセリが入っています。一方、私の記憶の限りではポテチはジャガイモを揚げて塩を掛けただけ。栄養バランス的には、わずかでしょうがじゃがりこの方が良い?ということになりそう。
元々私は野菜が好きなので、そこらへんのシナジーがじゃがりこと良いのでしょうか。ということは、野菜が嫌いな人はじゃがりこよりポテチの方が好きなのかもしれません。
今度、私の野菜好きに関して折角なので少しちゃんとした記事を書こうかと思います。
脂質と糖の組み合わせを人間が好む理由
味覚上の理由は上で述べましたが、実は小腸で吸収する過程でもその組み合わせが重要なのはご存知でしょか?
そもそも小腸で様々な栄養素は、柔毛の上皮細胞から吸収されます。この時、糖(グルコース)が存在する環境下だと脂質(脂肪酸)の吸収が促進されるはずなんですが、自宅にある教科書を何冊見てもそれらしい記載が無くて頭抱えてるんですよね…授業ノートを持ってこないといけなそうなのでパッと書くことできなくてむず痒いんですが、授業中に教授がそんなこと言ってた記憶があります。卒業後でもメールしたら教えてくれるかなぁ…。間違ってたらすみません。
脂質も糖もエネルギー源なので、同時に存在した場合に効率上がるというのはなんとなく理解できる気がします。でも違ってたら恥ずかしいので、この辺りでやめます。