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【夏の北海道】滞在記 Part5

※この記事は オモゐデ漁船アドベントカレンダー2022 16日目の記事です

 

こんにちは。相生あおはです。引き続き、夏の北海道滞在記を書きます。

 

~おしながき~

Part1: 仙台を離れ北海道に上陸

Part2: 北の大地を自転車で疾走 (目玉回)

Part3: 稚内市滞在と海の幸、宗谷岬

Part4: 稚内から釧路大移動

Part5: 納沙布岬に帯広の地元グルメ ←イマココ

Part6: 襟裳岬に心を奪われる

Part7: 道民のフリをする猫

 

本記事の目次はこちら。

 

1. 8/30 いざ納沙布岬

5時に起きて、昨日買ったとうきびモナカを食べます。よく考えたら朝食にアイスって何してんだろとか思いながらも、宿を出ます。

本当に、見知らぬ街という感じでした。それがよい。それにしても夏の北海道は涼しくていいですね。ただ、気温が低くても湿度は高い感じがします。

それでは根室まで快速列車があるらしいので終着まで乗ります。

釧路から根室までは2時間半かかりましたが、大自然の景色をずっと眺めてたら本当に一瞬でした。魅力の塊。

根室駅からは納沙布岬へのバスに乗ります。最東端の地到達認定書は根室駅前のバスターミナルでも貰えます。丁度いい接続でバスが来たので乗車。

稚内と同じく、市内ではキリル文字が散見されます。国境の街の証です。

TLにダジャレの神がいました。これは一本取られました。バスの中で静かにツボってました。

果ての街では景色が似るのでしょうか。明日行く襟裳岬でも割と似た景色だったような。

さて私は終点までは乗りません。途中で降ります。目的はというと。

珸瑤瑁郵便局

日本最東端にある郵便局の風景印を貰うため。"珸瑤瑁"って読めます?初見では全人類読めないはず。読めないし漢字も最高に難しい。私はこういうのに弱いので立ち寄りました。そして、この郵便局訪問が、私が旅先で風景印を貰うきっかけとなります。

さてここから納沙布岬までは3.5km。のんびり歩いていきます。

サロベツ原野で見た植物がここにも

珸瑶瑁金刀比羅神社

本殿

"金刀比羅"でコトヒラと読むらしいです。なんと香川県の琴平の語源だそうで。

地の果て感ある景色

海辺に風車、ソーラーパネル

四島の架け橋

なんと東の果てにはネコチャンがたくさん納沙布岬に到着です。

少し海の方に目をやれば、歯舞群島の一つである貝殻島灯台が見えました。人づてに聞いた話ではありますが、あの灯台に至るまでに、ガチの"超えてはいけないライン"があるそうで、漁船が超えると拿捕されることもあるそうです

あの灯台には立ち入れない (画像中央)

周囲には北方四島返還を祈念するモニュメントが多く見られます。様々な思惑や感情が交錯していることが、見渡すだけでわかります。

しかし、ふと横道に入れば、昆布漁をされてる漁師さんの姿が。

歯舞昆布はここで乾燥されている

ごく一般的な港町

この地でも普通に生活してる方がいらっしゃるわけです。そう、もともとは普通の港町だったことが分かります。歴史的・政治的事情により何かと注目されがちなこの地ですが、日常というのは一番大切だと私は感じました。

本当に、北海道は大きいです。

 

宗谷岬にいた時とはまた違った重い気持ちで、観光センターに戻ります。

思わず私も鳴こうかと思いましたが、周りに人間がいたのでやめました。

鳴いてたわ

 

2. 8/30 納沙布岬から帯広へ

資料館等で歴史も知り、ネコチャンを眺めてたら帰りのバスの時間です。釧路から乗り換える帯広方面の特急の時間を調べます。

乗換案内、壊れるの巻。

そんな冗談はさておき、釧路乗り換え時間は19分。その間で、駅から遠いホテルから荷物を受け取りセコマで牛乳を買うんです。これ間に合わないかもしれないと思いながら根室駅に向かいます。

根室駅も、まぁ混んでた。何故かみどりの窓口が長蛇の列。見た感じ、観光客っぽい人だらけ。平日なのになぜ?人混みを横目に改札内へ。

林野を割って走る

この日は晴れて、しかも夏です。そして車内にはエアコンがありません。さぞ暑くて不快だろうと思ってましたが、窓から入ってくる風が気持ちよかったです。車内で何故かフィドルっぽい楽器の曲を流してる人がいたので、車内は観光列車さながらでした。

さて、釧路駅に着きました。15時53分。特急の出発は16時12分。その19分の間でセコマで牛乳を買い、結構遠いホテルに行って重い荷物を受け取り、改札を潜って特急に乗る。ちなみにGoogleMapで所要時間を調べると21分と出ました。全力疾走しないと間に合いません。

駅構内を出たらセコマにひた走ります。そしてすかさずホテルへ。荷物を受け取ると機動力が下がります。死に物狂いで駅を目指し、何とか発車1分前に列車に滑り込み。しれっと書いてますが、ここ本当にキツかったです。

勝利の牛乳

嬉々とした表情で袋から取り出すは牛乳。4日前に見た道北の牛さん達に思いを馳せながら頂きました。

疲れてて帯広まではぐったり。なにしてたか記憶があまり無いくらい。旅先OCも使用回数に限度があるので、そろそろヤバいです。

 

3. 8/30 帯広着

帯広も、今回で初めての降り立ちとなります。

すごく楽しみにしてました。当時帯広に住んでらした先輩に勧められて頂きました。初帯広で豚丼ではなくインデアンを食べるというの、なんか通って感じがしてテンション上がりますね。ちなみに、豚丼は2022年の9月に初めて食べることになりました。

そして、3kmくらい歩いてディノス帯広。音ゲー。段位が上がった。北海道でプレイする度に段位が上がってるので、きっとそういう効果があるんだと思います。

そろそろ自分でも飽きてきたかも。

この後は途中のばんえい競馬場にタクシーを呼んでくださって、その先輩のおごりで帯広駅前まで送ってくださいました。その節はありがとうございました。

 

4. 次回予告

一日で納沙布岬観光から帯広チェックインという、地味ながら過酷な行程を終えた相生あおは。明日の襟裳岬へは、バスを乗り継いで往復7時間の旅!北海道滞在も終盤に向かい、体力も徐々に減っているのに明日も4時起き!はたして私の命運やいかに!

次回!相生あおは死す!!デュエルスタンバイ!!!