相生あおはの書庫

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原神シンフォニーが神イベ過ぎたから語りたい

こんにちは。相生あおはです。
先日2/11に横浜で原神シンフォニーが公演となりました。
それはそれは大変感動したので、振り返りたいとおもいます。
どうやら名古屋追加公演も決まったそうなので、それの予習的な立ち位置になればと。

~~目次でござるよ~~

会場特典

先に結論

今までの旅の軌跡を映像付きの演奏で振り返るといった感じなので、原神の曲をあまり覚えていない旅人さんでも楽しめるかと思います。特に私は、ほぼすべてのOSTを聴き込んでる旅人なので、一生感動してました。
ですがS席は12,000円と、8,800創世結晶と同じ値段がするので、みなさんのガチャ計画と相談の上判断してください。ちなみに当時は胡桃夜蘭ガチャの開催中でしたので、往生夜行パを組みたかった私のモラ袋はひえっひえでした。

会場は"みなとみらい"

みなさんが"横浜"と言って真っ先に連想する場所である"みなとみらい地区"にあるパシフィコ横浜が会場でした。私は実家時代によく遊びに来てたので凄く懐かしかったです。地上に行くにはメッチャ長いエスカレーターを使うんですが、ちょっとしたスリルが当時は好きでした。

個人的みなとみらい駅名物 長大エスカレーター

さて、もうこの辺りから原神の気配が。反対方向のエスカレーターから「岩元素が…」みたいな会話が聞こえてくるんですよね。午前公演を終えた旅人でしょう。開演前からワクワクしてくるでござるな…

エスカレーターを降りてそのままパシフィコ横浜に行っても良かったんですが、元神奈川県民としては関東一の高さのビル、横浜ランドマークタワーは見ておきたいな~と一旦見上げました。近いうちに東京に立つビルに抜かされちゃうのでちょっと寂しい。

横浜ランドマークタワー

パシフィコ横浜方面に足を進めると、左手には横浜みなとみらいホールが。実はここ、私が小学校時代に某コンクールで金賞取った思い出のホールだったりします。

横浜みなとみらいホール

そう考えると、みなとみらいって結構私の思い出が詰まってる場所だったりします。そこで原神のコンサートやってくれるというのは何かの運命でしょうか。

そのまま歩けば見えてきました、パシフィコ横浜。帆みたいなのはホテルなので、その下にある建物がソレです。いざ行かん。

パシフィコ横浜

開場20分くらい前ではもう帯の様な長蛇の列が出来ていました。ここにいる人は絶対に旅人たちです。自分が推しているコンテンツにこれほどのファンがいるんだ…と謎の感動をしていました。如何せん、こういうおたくイベントは初の参加だったので、こういう当たり前なところで感動。本当に老若男女問わずいろんな方がいらして、何故か嬉しかったです。

会場内は旅人でいっぱい

開場。中に入ります。初めて使ったeプラスのチケットの扱いにあたふたしてた私にも優しくご対応頂き、入場特典をゲット。

入場特典

私は3階席だったので、オペラグラス持ってくればよかったと思ってたんですが意外とそこまで遠くなかったです。通常、演奏会の会場内は撮影禁止のことが多いんですが、案内に「むしろ撮って」「タグ付けてアップして」とあったので遠慮なく撮影。

通信状態が悪い時のログイン画面

ステージ上のスクリーンでは通信状態が悪い時のログイン画面のように、一生セレスティアの映像が流れてるのがなんだかシュールで面白かったです。開場直後は朝で、時間が経つにつれ夕方、夜と遷移していくのが粋でした。

ふと周囲を見渡すと、原神グッズを抱えてらっしゃる旅人が多かったです。私も万葉くんのアクスタ持ってくれば良かった。岩王帝君の姿の先生を抱えてる旅人や、タルタル空のちびぐるみを抱えてる旅人や…。右の席の旅人はパイモンを抱えていらっしゃいました。「「「なんだこの最高の空間は」」」

開演前に曲目推測タイム

さて本題、本日の曲目は何なんでしょうか。通常、演奏会ですとアンコール以外の曲目は事前に公開されているか、入場時にパンフレットとして配布されます。私が入場時にあたふたしてたのも、配布が無かったからです。「じゃあ当てっこゲームをしよう」となるのが、原神のサウンドを愛す旅人の性。まずはステージを眺めます。

ステージ

琴が…?3張??ということで稲妻の曲は確定です。詳しくは後述しますが、オーケストラと指揮者的に稲妻の曲の比率が多いはず。ということは稲妻城の曲(琴で始まる方)は絶対流れることが分かります。
また左奥の方にマリンバ類が見えるので、稲妻の戦闘曲も確定ですね。途中で三味線がベベンって言う曲です。この曲は、作曲されたHOYO-MiXのYu-Peng Chenさんご本人が「マリンバが複雑で難しい」的なことを仰ってたので、期待が爆上がりです。

次に、ハープがあるので、昼のログイン画面の曲は確定でしょうか。他の楽器は正直存在からでは推測が難しかったです。

そんなこと考えてると、演奏監督の宮野さんと思しき方ともう一人の方が舞台袖からステージ上に来て、コンサートマスターの譜面を巡って議論してらっしゃいました。演奏準備も大詰めといったところでしょうか。

さらにすると、舞台袖から練習している音が聞こえてきます。ハープ奏者さんとティンパニ奏者さんも、実際にステージにいらして調整をされています。開演直前の醍醐味で大好きなんですよね。

すると、ハープの方からはB majorの聞き覚えのあるフレーズが聞こえてきました。なんと私が原神で一番好きな曲です。間違いなくこの曲が流れると確信したい一方、ゲーム中では北斗船長の船で稲妻に行く時&金リンゴ群島の夕方になるエリアでしか流れてないので、まさかこんなマイナーな曲は流れないだろう…と思ってたんですが…
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ちなみにこの曲、映像では私の最推しである万葉くんが出演?してるとか、もう私はどうなってしまうんでしょうかね

舞台袖から聞こえる音も注意深く聞きます。すると、オーボエの特徴的なD minorの聞き覚えのあるフレーズ(↓の動画内49:28~)が聞こえてきました。流石にバスクラリネットで始まるモンドの戦闘曲も確定かな?
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それ以外は流石に分かりませんでした。OST聴き込んだと言っても、指揮者みたいに楽器レベルまで分解するくらいでは無かったので、力及ばずといったところでしょうか。

…そもそも私がこの横浜公演を選んだ理由が、東京フィルハーモニー交響楽団と指揮の栗田さんペアだからでした。この組み合わせは、実は稲妻の収録をされたペアなんですよね。
東京公演の会場は、新宿は初台のオペラシティで、私もよく行く場所なんですけど、なんとそちらは実際に収録が行われた会場でした。そちらは栗田さんの指揮では無かったんですが、滅茶苦茶行きたかったです。

開演 思ったよりカジュアルな会

開演前はガチガチな演奏会かと思ってたんですが、映像とピカピカのライトで原神のシーンが再現されたりと、かなりカジュアルな演奏会?でした。なので私もリラックスしながらテイワットに溶け込みます。

空が謎の神に封印されたり、非常食を釣り上げたりと、原神を始めたばかりの頃の映像がスクリーンに流れ、テイワットに降り立った当初を思い出しながら聴き入ってました。
冒頭で書いた通り、今までの旅路を映像と演奏で振り返るみたいな内容でした。いつかの原神ラジオで聞いた内容なんですが、他の公演も似たような内容だったみたいです。

まずはモンド編。モンド城のテーマや風神ウェンティのテーマ、アカツキワイナリーのテーマなどが流れ、トワリン戦の曲で〆。そして、本当に予測していたあの戦闘曲が流れて我ながら鳥肌が立ってました。

休憩を挟み次に璃月編。軽快な璃月港のテーマが、あの3張あるうちの1張の琴から流れてきました。さらに、中国っぽい笛みたいな音がデカいフルートっぽい楽器から流れて来て頭が一生バグってました。奏者さんのツイートによると、フルート的なのを改造された楽器らしく、千秋楽(あの横浜公演)まで耐えてくれてよかった的なことを仰ってました。プロってすごい。
先生のテーマとタルタルのテーマが流れ、オセル戦の曲で〆。あの曲、凝光様の「群玉閣を…放棄する」のセリフの後、A majorに転調する辺りが凄く好きなんですが、そこは流れなくてちょっと凹んじゃいました(参考 ↓の動画)。
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(凝光役の大原さんと鍾離役の前野さんの掛け合い回滅茶苦茶好き)

休憩を挟み稲妻編。最初に、琴で始まる稲妻城のテーマがOST収録版で演奏されました。やはり稲妻編を実際に収録された方々というのもあってか、特に力が込められた演奏に感じました。篠笛奏者さんも、恐らくアドリブか何かだと思うんですが、ゲーム内とは違う難しそうな演奏をされてたり。奏者の皆さんは3つの国の中で特に輝いていらっしゃいました
さて稲妻編は何で〆るんだろう、今までの流れ的に雷電将軍戦の後の映像が流れるんかな?と思ったら





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これがマジで流れ始めました。本気で死ぬかと思いました。
映像自体は雷電将軍戦後の目狩り令および鎖国終了のあのシーンだったんですが、流れた曲はこっちだったんです。流石に昇天しました。ありがとう……。
あのシーンに相当するゲーム内の曲は短調で暗い曲なのですり替えられたのでしょう。思い返せば、稲妻編の曲で一番明るく華やかに盛り上がる曲はこれだけだったような気がしました。

アンコールではスメール

舞台袖に戻るんかい、戻らないんかい、どっちなんだい!って感じでお茶目な指揮の栗田さん。戻らない!ってことでアンコール。私は稲妻編で感情がカンストして壊れてて放心状態で、具体的な曲目は覚えてないんですが、私たちの旅路はまだまだ続く!という感じで原神シンフォニーは〆となりました。

公演が終わって

夜の港町

余韻に浸りながら、みなとみらいの夜景をぼ~っと眺めます。凄い体験でした。改めて、原神というコンテンツを推してて良かったと思いました
私のTLでも2,3名程が、今回の横浜公演にいたそうです。関東に住む原神の曲好きな旅人が一同に会する結構レアなイベントかもしれません。まぁ私は仙台から実家に帰省する途中に寄った感じなので東北の旅人になるんですけれど…
私としては、原神の曲はクラシック楽器で多くが構成されてますので、ガチガチの演奏会みたいなテイストでも良かったかな?とは思いました。スピーカーから拡大された楽器の音色ではなく、生の音色に包まれたかった感はありました。が、会場キャパ的にも、豪華な奏者さんの顔ぶれ的にも、そんな贅沢は言えませんね。

ちなみにステージにあった3張の琴ですが、それぞれ音色が違っていて、曲によって使い分けされてました。すごかった(こなみ)。


ところでこの公演でピアノを弾いていらした方なんですが、どこかで見覚えがあるお顔でした。「まさかな~~」と思ってたらご本人でした。帰りの電車の中でひっくり返ってました。思いがけずに氏の演奏を聴けちゃったなんて…。

改めて、稲妻編の収録秘話を見ました。
www.youtube.com
本当に、最高のコンテンツです


そして

記念すべき3本目

若水引こうとしたら3本目の護摩が来ました。最初から命定値を若水にしとけばよかった…
?????「俺が払うよ!」…な~んて言ってもらいたいですよ本当に。

おわり